キーボード選びの参考に!FILCO Majestouch 3の使い心地
今回は筆者が普段使用しているキーボードについてです!
どのキーボードを使用しているかというと、FILCOのMajestouch 3です!
これは僕が普段使っているキーボードの1つで、入念に調査して選び抜いたこだわりのキーボードです!
スペック
- メカニカルキーボード
- キースイッチ:CHERRY MX 静音赤軸
- テンキーレスサイズ
- JIS配列
- 有線接続
選んだ理由
キースイッチについて
キースイッチにはいくつか種類がありますが、静電容量無接点方式のキースイッチがいちばん打鍵感が良くて寿命が長い、という評価が多い感覚です。
この静電容量無接点方式のキースイッチを採用しているキーボードは少なく、代表的なものとしてHHKBというキーボードがあります。
筆者もHHKBのキーボードに憧れはあるものの、個人的にどうしても引っかかってしまうポイントが2点ありました。
それは下記の2点です。
- キー配列が特殊
- 値段が高い
HHKBは手を極力動かさなくてもタイピングできるよう、極限まで省スペースなキー配列となっているため、一般的なキー配列とは異なる配列をしています。このキーボードを使いこなすには、この特殊な配列に慣れる必要があります。
値段に関しては、いちばん安いモデルでも2万5000円越え、高いものでは4万円を超えてきます。
これらを考えると、使ってみたい気持ちは山々なのですが、今の自分にはあまり合っていないように感じました。
でも、「HHKBそのものは使えなくても、それに近いものを使えば満足度高くできるんじゃない?」と思ったので、HHKBの打鍵感に近いキーボードを探すことにしました。
実際にHHKBを触れる店舗に足を運んでHHKBの打鍵感を体感して、それに近しい打鍵感のキーボードを探しました。
大手家電量販店にはキーボードを実際に触って感触を確かめることのできる店舗が多いので、そこで実際にいろんなキーボード・キースイッチのものでタイピングしてみました。
その結果、メカニカルキーボードの静音赤軸がHHKBのような静電容量無接点方式の打鍵感に近いのかなと結論づいたので、このキースイッチが選べるキーボードにしました!
~余談~
2023年秋に発売された"HHKB studio"という製品は、HHKB製品で初めてメカニカルキースイッチを採用したのですが、このキースイッチの仕様がリニアタイプの静音オリジナル軸で押下圧45gだそう。
CHERRY MXの静音赤軸はリニアタイプのキースイッチです。押下圧は45cNで、HHKB studioの押下圧45gとほぼ同じだそう。
これって実質HHKBと同じですよね??
サイズについて
別の記事で紹介しようと思っていますが、普段使用しているキーボードがもう一つあって、それはテンキーもついたフルサイズのキーボードです。
フルサイズのキーボードはテンキーの分も場所をとってしまうため、テンキーをあまり使用しない場合にはマウスの位置が遠くなってしまうというデメリットがあります。
実際に自分もそのデメリットを感じることがあるので、このキーボードではテンキーレスのものにしようと決めました。
テンキーレスと一口に言っても、”フルサイズキーボードから単純にテンキーを省いたタイプのもの”と、”矢印キーがEnterキーの下に配置されたタイプのもの”があります。
個人的には、そこまでスペースを削る必要はないかなと思っているので、フルサイズキーボードから単純にテンキーを省いたタイプのテンキーレスキーボードにしました。
色・デザインについて
自分の持っている他のマウスやスピーカー、webカメラはブラック系の色のものがほとんどなので、キーボードもブラック系の色で統一しようと思っていました。
なので色は黒で決定。
デザインについては、FILCOのキーボードの黒が個人的に好きな色合いをしていたのでFILCOのものに決定しました。
キーキャップに印字されている文字については、日頃からキーボードを使っているのでキー配置はおおよそ体に染み付いています。
なのでキーキャップの上面に文字がなくても良いかなと思い、キーキャップの前面に印字されているタイプにしました。
これによって、キーボードを上から見たときに印字が見えなくなってオシャレだと思います!
その他
他に考えたこととして、"有線接続にするか、無線接続にするか"がありました。
無線接続のものにすると、①配線がなくなる、②キーボードにあるスイッチ操作で接続するPCを切り替えることができる、というメリットがありますが、デメリットとして①価格が上がる、②バッテリーや電池残量を気にする必要がある、という点があります。
このメリットとデメリットを考えて、"有線接続のもの"にしました!
使い心地
期待通りです!
静電容量無接点方式に近いスコスコ感はあるように思いますし、打鍵音も静音軸ということでそんなにありません。
一部ではメカニカルキーボードのキースイッチ特有の反響音があるという意見もネットなどで散見されますが、個人的には全然気になりません。
サイズはテンキーレスサイズで正解でした。マウスの位置が近くなって腕の移動が少なくなりました。
わずかな違いですが、1日に何度も繰り返す動作なのでこの小さな積み重ねが大きくなってきます。
テンキーを使ったほうが良い!というときにはフルサイズキーボードを使うという使い分けができています。
デザインもこのデザインで大満足です。なによりシンプルでカッコイイ。
たまに使う記号などはどのキーかわからないことがありますが、キーボードを使ってるときにはキーキャップの手前側に印字されているので、すぐに確認することができるため問題ありません。
有線接続については、「こんなものだよね」という感想です。
当然ながら配線があるのでコードがぐちゃぐちゃになりがち。
配線については他の機器のものも含めて綺麗にしたいなと思っています。
でも突然電池がなくなって電池交換や給電の接続をすることに気を取られなくて済むのは良いですね。
最後に
今回は筆者が普段使用しているキーボードの選んだ理由や使い心地について書きました。
個人的には「打鍵感の気持ちいいキーボードを使いたい!でもハイエンドのキーボードは高すぎる…」という方にピッタリなキーボードだと思います!
もし良ければキーボード選びの参考にしてみてください!